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【由佳里】
「まあ、ここは普通に流し読んでくれたらいい。
開発者の戯れ言だからな」 |
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【のどか】
「んが！ いきなりそんなことを！」 |
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【由佳里】
「がはは！ 冗談だ。
さて、サクサクいきますかね」 |
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【のどか】
「ゆ、由佳里さんは口は悪いですが、
本当はいい人なんですよ？」」 |
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【由佳里】
「ふふ。フォローサンクスな。
さて、ここプッシュとやらだが」 |
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【のどか】
「はいっ！」 |
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【由佳里】
「今回も、前作の『ナースのお勉強』でわりあいに好評だった
医療関係のうんちくが背景にあるぞ。
で、もちろん、病院の設定も前作を引き継ぎ、
聖クレセント記念病院が舞台になっている」 |
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【のどか】
「前は看護学校が舞台だったですけど、
今度はわたしも現役ナースさん♪」 |
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【由佳里】
「まだまだへっぽこナースだけどな」 |
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【のどか】
「しょ……しょぼーん」 |
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【由佳里】
「そんな新米ナースでへっぽこな小池を育成するのが
私の役目。
専門用語で『プリセプターシップ』と言うな」 |
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【のどか】
「そして、わたしは『プリセプティ』
ちょっと語感が可愛いですね。
可愛い語感だけど、お仕事を教えてもらわなきゃいけない
ナースさんって意味なんだけど……うう」」 |
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【由佳里】
「仕事だけじゃないぞ〜
あんなこともこんなことも小池に……」 |
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【のどか】
「の、のおおおおおお！ 何を教えるつもりなんですか〜！」 |
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【由佳里】
「ま、それはおいといてっと。
聖クレセント記念病院では、
『プライマリーナーシング』を敷いている。
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【のどか】
「スルーされちゃいました」 |
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【由佳里】
「 『プライマリーナーシング』を簡単に説明してしまうと、
要するに、『アソシエイトナース（病室担当ナース）』が
患者さんにつく。
狙いは色々あるが、患者様と看護師の信頼関係を密にできる
っていうのがまずある」
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【由佳里】
「もし仮に次に入院することになっても、
前に担当したナースが継続して受け持つことになるぞ」 |
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【のどか】
「わたしは、純ちゃんの担当ナースを任されることになるから……
ずっと、ずっと純ちゃんを担当できるってことなの」 |
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【のどか】
「あ、でもでも、そんなに頻繁に入院しちゃうとイヤだけど……」 |
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【由佳里】
「やれやれ。
まだ次の入院が決まってないのに、もう心配してる」 |
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【のどか】
「はっ！？ そ、そうでした！
ついつい純ちゃんのことになると……」 |
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【由佳里】
「あはは、まあ、精一杯頑張れ。
せっかくの純君との再会だしな」 |
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【のどか】
「はいっ！ けっぱります！
あわわ、もとい、頑張ります！」 |
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【由佳里】
「とにかく、そんな感じで、小池にとって、
純君は初めての受け持ち患者さんだ。
幼なじみのよしみもあるし、小池のナースとしての成長を
手助けしてもらおうと。
大体、話の大筋はこんな感じだな」 |
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【のどか】
「ナースの成長も描く……
これもナースのお勉強と世界観が似てますね」 |
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【由佳里】
「だな。
ナースの成長とエッチの成長を引っかけるところもな。
うへへ」 |
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【のどか】
「のおおおおおおおおおおおおお！」 |
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【由佳里】
「それじゃ、明るく楽しく、そして、ちょっといい話なんかも
交えながら、やっぱりえっちぃなこのゲーム。
楽しみに待っていて欲しい」 |
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【のどか】
「のどか姉さん……いっぱい頑張るからね。
純ちゃんだけの甘やかせお姉さんなんだから」 |
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【由佳里】
「そういえば、小池の方が年上なんだな？
ちっとも、そう見えないのは気のせいか？」 |
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【のどか】
「ぐうう……せっかくキレイにまとまりかけていたのに……
由佳里さんの意地悪〜」 |
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| ちゃんちゃん♪ |
