【のどか】
「今日一日は安静にしてなさいって由佳里さんにも言われたでしょや? 忘れたの?」

【純】
「あ、ああ……そういえば」

【のどか】
「うん、熱とか出たら大変なんだから、退屈なのは分かるけど、少しくらいは辛抱しないとね?」

【純】
「ご、ごめん……」

【のどか】
「誰も話し相手がいなくなって寂しかったの?」

【純】
「ま、まあ、そんな感じ。寂しかったというか退屈というか」

【のどか】
「ホントに純ちゃんって子供みたいなんだから。わたしがいないとダメね」

 うーん、もしかして、さっき由佳里さんにお姉さんに見えないって言われたのをひそかに気にしていたのだろうか?

 妙にお姉さん風を吹かせるのどか姉さん。

【のどか】
「ちゃんと聞いてる? お散歩だったら、先生からお許しが出たら、わ・た・し・のどか姉さんが一緒に行ってあげるからね」

【純】
「はーい」

【のどか】
「うんうん。いいお返事ね」

 しかし……左腕に当たる、この柔らかい膨らみ……。

【純】
「…………」

 もにゅもにゅ。

 すごいボリュームと幸せな弾力感だ……。
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